地震はおこる。キリスト・イエスが世の終わりには地震が方々に起こると預言された。聖書の預言はすべて実現してきた。巷では眉唾物の風評がある。東京で来年大地震が起こるとかいや2年後とか、どちらがあたるかなどとかけごとの類がかしましい。人心を惑わす輩がもつ霊性と神の霊性との区別もわからない場合が多いので、豚に真珠か、猫に小判か▲自然界がまずあって精神界という順序が真である。「人はパンのみにて生きるにあらず」パンが先だ。いのちを教えるために物質界の食事をもって真理を教えたイエスのことばは、まず世の自然界の事象をもって霊的意味合いを説いた。自然界の風は思いのままに吹く、それがどこからきてどこに行くかを知らない。神の国の力が人生に適応されているのがエクレシア(世に唯一の共同体キリストのからだ)であろう▲イエスは律法学者、教師ニコデモを神の国の永遠性に目覚めさせた。十字架で息を引き取られた直後、地震が起こって神殿の至聖所の垂れ幕が上から下に避けた。まず目に見える垂れ幕がなくなった。贖われた者として神に近づける生ける道を設けられたこの出来事〝地震〟を通して、人々は肉眼では見えない世界に入る。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生

聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。