あと一週間しか生きられないと宣告された人がいる。数ヶ月、いや一年の人もいる。あなたや私の生きる日数をあと何日とシュミレーションせよ、とその本は言っていた。私の知人は、そのまんま今日生きていくと言う。その本のタイトルは「空腹が人を健康にする」。腹がグーグーなるまで食べるな!と飢餓状態が生命力を発揮させ人を健康にしていく説を唱えていた。▶一方私の愛読書は「飢えているなら飽き足りるようになる。」「渇いているならわたしのもとに来て飲みなさい」という。どうやら肉体的健康法と永遠の命の健康法が共通しているようだ。最高レシピーは空腹だという。体の健康法、内面の健康の処方箋は、霊肉共バランスを保って人生の終わりを迎えるのが一番だ。著者の外科医は、結論として内面の健康法が大切と文末に語っていた▶問題は頭でわかっているが、実行が伴わない、満腹感がたまらない、であろう。魂のよろこびを金銭に求め、仕事に求め、趣味に求めてその場をしのぐ飽食は、霊的不健康で霊的悪習慣病、そのあげく魂が萎えていく。あと数日の命だよ、と言われても飽き足りているのは進歩なしか。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生

聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。